関与事例

当法律事務所の弁護士が関与した重要判決

他の事件にも影響を与えるような重要な判決は「判例雑誌」に載ります。
以下では当事務所の弁護士が関与し、判例雑誌に掲載された重要判決をご紹介します。

B型肝炎事件最高裁判決

予防接種によりB型肝炎に感染したことを理由に国家賠償を請求した裁判です。B型肝炎の感染経路の立証など大きな困難のあった事件でしたが、賠償を認めさせました。そしてその後の各地での同種訴訟の基礎となりました。 いわば、B型肝炎訴訟の元祖です。なお、現在では、予防接種でB型肝炎に感染した方は、続々と提訴し、国から和解金が支払われています。北海道B型肝炎弁護団事務局で最初のご相談受付を行っておりますので、まずはそちらにご連絡ください。

北海道B型肝炎弁護団事務局

SFCG(商工ファンド)事件最高裁判決

多くの零細事業者、保証人を苦しめた商工ローン。商工ローン側は、高金利を取れる法律上の条件を満たしている、認められた裁判例もあると主張しましたが、当方はその解釈論の不当性を様々な角度から主張しました。そして最高裁は、当方の主張をいれ、高金利を取ってもよい条件を厳しく解釈し、商工ローンの高利を無効とし、高金利被害に終止符を打つ判決を出しました。その後のグレーゾーン撤廃、貸出金利引き下げへの流れの中でも本件は重要な判決となりました。

S交通事件判決

労働判例百選に掲載された労働事件の重要判決です。ボーナス額を労働組合と会社の労働協約で決めていた会社において、交渉が妥結しなかったときは従前の内容で支払われるべきという判決です。

自動車学校過労死事件判決

自動車学校の教官が喘息発作で亡くなり、喘息発作は過労が原因として遺族が労災申請したのですが、死亡と業務に関連性がないとして、労災は不認定となりました。これに対し労災認定を求めて提訴しました。業務途中の休憩時間が非常に長いため純粋な「労働時間」はそれほど多くなく、また、過労と喘息悪化の関連性は当時広く承認されていなかったという困難な条件下でしたが、労災であると認めさせた判決です。

先物取引事件判決

一度先物取引に手を出して失敗した方が、別会社に移籍した営業マンの甘言に乗せられて再び先物取引をして大損害を受けました。このような2回目の取引では、最初の取引で危険性を分かったはずだから2回目は自己責任、と判断されることが多いのですが、2回目の取引に至る事情や取引における「客殺し手法」のひどさを明らかにし、損害の一部の賠償を認めさせました。