数年ぶりの映画館
先日、数年ぶりに映画館で映画を観ました。公開初日、モーニングショーを選びました。強い雨の日で、朝ということもあり、映画館はほどよく空いていました。客層は、どの映画の客かということに関係なく、年配の夫婦が多く、30代以降と思われる人がほとんどでした。ちょうど同じ日、別の映画館へ行った人がいましたが、同じような客層だったようです。
学生の頃は、生活の中で映画館へ行くことが結構大きな比重をしめていました。二本立ての映画館に通ったり、オールナイトに参戦したりもしましたが、ここのところはネットでダウンロードして見る程度でした。その方が、安く、空いた時間で見られて気軽という理由に加え、昔より観たいと思う映画が少なくなったということもあります。
久々の映画館では、チラシが並ぶロビー、予告編、他人との距離、映画館を出たあとのまぶしさなど、やはりそこへ行かないとあじわえないものがありました。小説や漫画の映画化だと個人的には映画館まで行く気がおきません。「小さな画面では物足りない、映画館で観たい」と思わせる作品が増えることを期待します。
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