公園通り雑記帳

時間の感じ方

   

私事ですが、先月誕生日を迎えました。子どものころは誕生日が来るのが楽しみで仕方ありませんでしたが、もはやこの歳になると来てほしくありません(^^;) 「もう一年経ったの!?」と驚くような速さで年月が流れていますが、子どもの頃の一年はとても長かったです。一年と言うより一日一日が今より遥かに長かったです。これは誰もが感じることではないでしょうか。

子どもと大人の時間の感じ方については色々な説が唱えられているようですが、その中で、「新鮮な経験が多いほど、時間の経過は長く感じる」というものがありました。大人になれば経験したことが多くなり新鮮さもなく時間が希薄に感じます。一方、子どもは見るもの聞くもの全てが新しくドキドキわくわくして過ごすため時間が濃密になります。

と言うことは、大人でもドキドキわくわくして過ごせば時間を長く感じられるということ。
先日ある場所を探して見知らぬ街を歩いていたのですが、交差点を曲がった先も坂を上った先もどんな風景が広がっているのか分かりません。これはちょっとしたドキドキです(道に迷っていた不安感もありましたが…)。ですが、帰り道はすでに一度見た風景なのでドキドキ感がありません。帰り道のほうが早く感じるのはそのせいでしょうか?

見逃してしまいそうな小さな『初めて』にも、新鮮な気持ちを感じて時間を大切にしていきたいと思います。

【K】

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