ある依頼者の訃報
先日、元依頼者が病死されたと、遺族の方から電話がありました。元依頼者が作っていた自分が亡くなったことを知らせるリストの中に私も入っていたので電話したそうです。
最初にご依頼を受けたのは20年以上前ですが、その後も何年かごとに相談にいらしていました。弁護士に相談することが何度も起きたということは、ご苦労続きの人生だったということです。
その方のご苦労を、精神的な部分ではどの程度軽くすることができたのかは心もとないところですが、自分の人生が終わったことを知らせたいと思っていただいたということは、ご苦労が多かった人生の伴走者として認めていただけたのかなと思っています。安らかに眠られることを祈ります。
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