公園通り雑記帳

広辞苑2

   

3月に広辞苑の新たらしい版について書きましたが、もう一題。
作家の井上ひさし氏のエッセーで、新しい辞書を買ったときに最初に必ず引いてみることばがありそれは「小股が切れ上がる」、というのを思い出しました。女性の姿かたちを形容することばですが、確かに、分かったようで分からないですね。広辞苑の第5版では「女のすらりとした粋な体つきをいう。」とあり、第7版では「女の足が長くすらりとした粋な体つきをいう。」とあり、少し説明が違っていました。なるほど、新しい方が具体的でわかりやすくなった感じですね。辞書も進化しているということのようです。

(O)

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