公園通り雑記帳

「全員」

   

ここ4-5年息がつまると感じることが多くなりました。SNSの存在です。出来事や感情を共有しようという流れへの参加は、個人的に拒否しています。

先日、舞台をみにいきました。たまたま別件でネットを検索していたところその舞台に関する投稿がありました。会場にいた全員が感動していた、という内容でした。私はその場にいましたが、その「全員」ではありませんでした。投稿した人がそう感じたのだから、何の問題もありません。けれど最近、ネット上で、いつの間に「全員」、「みんな」にされていて、生き苦しいです。

今話題の都知事戦のSNSでも、演説している周辺の群衆を全員支持者であると思っているような単純な投稿があります。その中に、候補者に疑問を持っている人や、反対意見の聴衆もいるとは考えないのでしょうか。それとも、そんなことは承知の上、たとえ政治が舞台であっても、その場の雰囲気を単純に発信するというものがSNSの役割なのでしょうか。

【S】

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出口調査

   

先日、参議院選挙がありましたが、投票に行ったときに「出口調査」というのを初めて受けました。私は投票日前日の土曜日に期日前投票に行ったのですが、期日前投票所でも出口調査をしているとは知りませんでした。たしかに、期日前投票の占める割合も2割程度ありますから、正確な予測のためには必要ですね。

調査票を渡されて丸をつけていくのですが、誰に投票したかのほか、支持政党は、年齢は何十代か、などの質問がありました。

選挙後の出口調査報道を見ると、私が聞かれたのより多くの質問項目がありました。期日前投票所でやっていたのは「当確」を打つための調査で、報道された調査結果は投票日当日の別物なのですね。

どうでもいいトリビアですが、珍しい経験をしたので書いてみました。

【T】

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