グーグルナビ
最近は、スマホのナビを使えば初めての場所も行きやすくなりましたね。
先日、東京拘置所に拘束されている人を証人尋問するため、東京拘置所へ行きました。東京拘置所へ行くのは初めてでしたが、東武スカイツリー線の小菅駅から徒歩10分くらい、ということだけ事前確認し、あとは駅からスマホのグーグルマップのナビで行くことにしました。
ナビに従って歩いていくと、拘置所の外壁にたどりつきました。そしてナビに誘導されて壁に沿って進んでいきました。ところが途中で、拘置所に隣接する団地の敷地内に入るようナビが指示しました。何か変だな、と思いつつも、これが近道なのかなと思い進んでいきましたが、ナビが目的地に着きました、という地点は拘置所の裏側でした。はあっ?!と思いながらさらに壁沿いに進んでようやく門にたどり着きましたが、結局、広大な敷地を無駄に4分の3周してしまいました。
あとで調べてみると、誘導された場所は拘置所の建物と外壁とが一番近い場所ではありましたが、そこに門はないのですが‥。
普通の行き先はナビを信用しても大丈夫でしょうが、広い敷地にある施設に行くときは要注意です。
【T】
駅のホームドア
少し前の話になりますが、視覚障害者の方が駅のホームから転落し死亡するという事故が起きてしまいました。視覚障害者の約4割の方がホームから転落した経験があるというアンケート結果もあり、駅のホームは「欄干のない橋」と危険視されています。私が普段使っている駅にはホームドアが設置されており、すでにそれが当たり前のように感じてしまっていますが、ホームドアのない駅では私でも怖いなと思うことがあります。
転落事故を防ぐには、やはりホームドアの設置が一番求められています。ですが、コスト面や駅の構造の問題、車両によってドアの位置が異なるなど様々な理由で設置が進んでいないのが現状です。
私たち利用者が声掛けをすることや、点字ブロック上に荷物を置かないなど少し配慮することで事故を防ぐことができるかもしれません。
【K】