公園通り雑記帳

冬晴れ

   

札幌の雪まつりが終わると、寒さも一段落して冬ももう少しで終わりかなという気がしますが、この時期、ともすると寒さがぶり返して、暴風雪になることもあって、油断はできませんね。
先日、会議で東京に行ったとき、風は冷たいですがよく晴れて気持ちの良い青空が広がっていました。四ツ谷のビルの9階から、雪をかぶった富士山の頂がすぐ近くにあるように見え、私も含めて各地からの参加者は「富士山てこんなに大きく見えるんだ」と感心したものでした。

浮世絵にもよく描かれている富士山、確かに、東京(江戸)近郊に住んでいる人からみれば日本の象徴の一つと思うでしょうね。今度東京に行ったら、ぜひすみだ北斎美術館に行ってみようと思っています。

(O)

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宮城で感じたこと

   

年末年始を仙台で過ごしました。

元日に石巻へ足をのばすと、日和山という海を見おろす山の上に神社があり、参拝客が列をつくっていました。その日はおだやかな海でした。町の道路は新しく、お正月で休んでいる商店街のシャッターには鮮やかな絵が描かれていて、街頭のスピーカーからは小さくジャズが流れ、コンビニの壁には「ここまで波がきた」というしるしがありました。

仙台のお店では、トイレを借りるたびに気になることがありました。手を乾かす機械を使う人がほとんどいなかったことです。節電時の影響が習慣を変えたのかもしれないし、たまたまかもしれません。

宮城での年末年始、傷痕や過去というものは、実は風化するのではなくて、姿や印象を変化させていくものなのかもしれないと考えながら美味しい牛タンを食べました。

【S】

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