本の感想
先日、遅ればせながら、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」を読みました。久しぶりの「ノルウェイの森」と似たテイストの小説だと思いました。ちなみに、「ノルウェイの森」は、私の好きな小説を10作選ぶとしたら、必ず入れるであろう小説です。
「多崎つくる ノルウェイの森」でネット検索してみると、私と同じ感想を持った人が結構いて、さらに両作品の関係について分析をしている人もいました。ネットが普及する前は、本にしろ映画にしろ、一般の人の感想を知る機会はそう多くなかったですが、ブログを書く人が増えたことで、色々な人の感想を知ってなるほどと気付かされることも増えて、それはそれで面白い時代になったと思います。
【T】
窓からの景色
私が住んでいるマンションの居間の窓からは木々や山が見え、大型連休の頃には桜が満開でとてもきれいに見えました。向かいには一軒家が建っていますが、庭があって建物は窓からそれ程見えず、この部屋を決める時もそれが大きな決め手になりました。
ですが、先日その一軒家が取り壊され、新しい家が建設され始めました。今まで庭だったところに土台ができ、足場が組まれて建物の形が少しずつ現れ始めました。すると、私の部屋の窓は殆どが建物に覆われて、今までの景色が見えなくなってしまいました。
今のマンションは環境がよく住みやすかったので、ここに決めて良かったと満足していましたが、一気に景色が変わってしまい、気持ちが塞いでしまいました。
向かいの家の窓から覗かれる感じが嫌なので、部屋の中が透けて見えないカーテンに替えようと思っています。
【K】